和食の盛り付け
コストゼロでいつもの器を高級に演出する方法♡
アン料理教室 MIYUKIです。
愛知県 名古屋 で 少人数制 個人 お料理教室 主宰しています。
先日、松坂屋さんで開催されていた、
全国の蔵元や作家さんなど、
30店舗が集合している
展示即売に行ってきました。
全国の作家さんの器が揃う場所や機会は
なかなかないので、
見るだけでも勉強になりました。
今日は、
和食の盛り付けとして、
コストをかけず、
いつもの器を高級に演出する方法をお伝えしたいと思います!
その前に、
器は、お料理を演出してくれます!
ピーンとこない人は、
想像してみて下さい。
いつもの茶わんに入った白ご飯と
黒い大きな土鍋に入った白ご飯、
どっしりと分厚い土もののお皿に入った、あんかけ料理。
薄い透明なブルーのお皿に入った、あんかけ料理。
どちらもまったく同じメニュー(料理)ですが、
器が違うだけで、伝わる「温かさ」が、ぜんぜん違うと思いませんか?
逆に、
土鍋にアイスクリームを
盛り付けたりすることや
土瓶に、
冷たいスープを入れたりするのも
ちょっと違う気がしますよね。
気候も、
急に寒くなってきたので、
洋服を衣替えするように
器も衣替えしてみて、
秋らしい
冬らしい器を使ってみると、
お料理が美味しくなります。
そうは言っても、、、
同じ器しかない、
食器を入れ替えるなんて大変で出来ない、
そんな場合は、
いつものお皿(器)を高級に演出する方法があります。
それは、
「かいしき」を利用する方法です
かいしきとは、
お茶をされてる方が使っている事で有名なものですが
料理には、
「青かいしき」と言われるものがあります。
初めて聞いた!と思うかもしれませんが、
ご覧になられた事は、必ずあります。
どんなものかと言うと、
料理に添えられてる「葉っぱ」です。
焼き魚の下にひかれている青い葉っぱや、
お弁当の仕切りに使われてるハランなど、
見たことありますよね?
そんな添えられてるただの葉っぱも、
料理用語としては、「青かいしき」と言います~。
他にも色々ありますよ~。
銀杏にささっている松や
秋の料理に添えられてる赤い紅葉。
「青かいしき」といいますが、
黄色い銀杏の葉っぱや、
赤い南天などもあります!
更に他にもあって、
秋には、収穫を思わせる稲穂や、
紫陽花など、お花も使われます。
ようは、
季節にあった葉っぱが「青かいしき」として使えるんです。
いつものお皿に、
この青かいしきを添えてもらうと、
一変に、素敵な料理に演出されます!
おうちのお庭に咲いてる葉っぱや
お花を添えられるだけで、
いつもの料理が
いつものお菓子が
いつものお饅頭が、
飲み物が、
とっても素敵になります!
今は落ち葉も多いので、落ち葉なども利用出来ますよね~。
柿や琵琶の葉、南天など、
もちろん紅葉なんて、最高ですね~!
正式には、
春夏秋冬で使える青かいしきがありますが、
必ずという訳でもありませんし、
私達が手に入るものは、
その時期の物ですから、怖がらず楽しく使っていくと
いつもの器も、素敵な器に、
そして、いつもの料理も素敵なお料理に変化します~!
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