料理と温度の関係
美味しくするには温度が必須♡
アン料理教室 MIYUKIです。
愛知県 名古屋 で 少人数制 お料理教室を主宰しています。
今日は、一気に涼しくなりましたね。
朝、一枚余分に羽織を着ました。
これからは、どんどん寒くなって、
温かい料理が好まれる季節に入ります。
お鍋やおうどん、おでんと、温かい料理が食べたくなる季節です。
そして、普通の料理は、
どんどん冷めやすくなります。
料理が美味しいと感じるには、
ただ美味しい味付けだけじゃなく、
「温かい状態」というのも、大きな決め手です。
「アツアツ!」これが美味しさに繋がります。
皆さんも外食した時に、
料理が冷めていて残念な思いをしたことがある人も多いと思います。
逆に、あつあつの揚げたて!焼きたて!蒸したて!は、
やららかい湯気を見ただけで、
美味しい!と感じた事があると思います。
実は、
料理の温度というのは、
『味』に、とっても影響を与えます。
上記に記載したとおり、
美味しそうにみえる、
感じるという[雰囲気」的な事だけではなく、
科学的にも言えます。
果物などは、室温で食べた時より
冷蔵庫で冷やした方が美味しい(甘い)と感じたことありませんか?
私も先日、
常温の梨を買ってきて、
すぐ食べたかったので、冷やさず食べちゃいました。
その後、しっかり冷やした梨を食べましたが、
しっかり冷えた方が甘く感じました。
これは、果物(果糖の多い果物の場合)は、
常温で頂くより、
冷蔵庫で冷やした方が甘くなるためです。
約5度下がると、1.5倍甘く感じます。
逆に、温度が上がると、
甘さが少なくなります。
ただ、逆に、アイスクリームのような冷たさまでいくと、
舌が甘みを感じにくくなるのですが、
このように、温度は、味に大きな影響を与えます。
この事からもわかるように
温かい料理は温かいうちに、
冷たい料理は冷たいうちに頂く
そして、また、その状態にして作る事が、
料理を上達するコツでもあります。
料理を温かい状態で出す工夫は
『器』がコツになります。
まず、
①土鍋を使う
土鍋は、保温効果があります。
味噌煮込みうどん屋さんが、
土鍋で提供してくれますが、見るからに「グツグツ」していて、
そして、
料理がいつまでも温かい状態を作ってくれます。
②深めの皿を使う
これも、保温効果があります。
平べったいお皿より、深めのお皿の方が広がらず、
温かい状態を保てます。
③お皿を温める
盛り付けるお皿を、
盛り付ける前に温めて置く事も重要です。
温め方は、お湯の中にいれるや、
オーブンの予熱を使うなどありますが、
一番便利なのは、電子レンジにかける!です。
料理をレンジで温めなおすと、
器も暑くなりますよね?それです!
料理と一緒に器も温かく出来るので、
料理を乗せる前に、お皿だけを「チン!」すると、
料理が冷めず、美味しくなります。
料理はちょっとした心配りで美味しくなります!
ぜひ、試してください!
――――――――――――――――――――――――――――
体験レッスンも受付中!