今日は、
先日、生徒様から頂いたご質問をシェアさせてもらおうと思います。
一月後半は、卵焼きレッスンがありますが、
その卵焼きで使われる
「玉子焼き器」について、
どれがいいですか?
ひとつは、材質ですね。
銅、鉄、ステンレス、テフロン加工などがあります。
まずは原点に戻り、
卵焼きは、どんな卵焼きが美味しいかというと、
お店で頂くのは、とろ~と
そして、ふわっ~とした卵焼きです。
表現でいうと、「やわらかい」です。
卵を柔らかく仕上げるには、
当然、卵を固くしてはいけない訳で、
固くしないというのは、卵に火を入れすぎてはいけないということになります。
ただ、火が入らなければ卵は固まらないので、
卵焼きにするべく、卵を巻くことが困難になります。
そこで大切なのが、「熱伝導」です。
熱伝導の良い調理器具ですと、
均等に調理器具が温まるので
熱むらがく、均等に火が入ります。
特に卵焼きに関しては、
上記説明の通り、温度が厳しく要求されるメニューですので、
玉子焼き器の材質選びは必須になります。
その点からすると、
「銅」製品が一番です。
しかしながら、一方で「銅製品」の扱いは大変です。
理由のひとつに、「重い」。
私は、調理器具は一生使っていけるものを選んでいるので、
その点から考えると、重いものは、
おばあちゃんになったら使えないかなーと考えたりします。
また、銅はメンテナンスが必須。
銅なので、
磨いてあげないとくすんで来てしまいます。
銅を使い始めるのは、なかなか覚悟がいります。
ただし、その分の良さがあるというのが間違いないというのが、銅ですね。
また、角度を考えて卵焼き機を選んでみると、
プロの方たちは、
玉子焼き機は、卵焼き用だけに使っています。
家庭だと、フライパンと同じように、
卵焼き器でソーセージを焼いたりしますよね。
そういう事は、プロの中ではありません。
(理由は油をなじませて使っていくものなので、別の料理では使わない)
そう考えると、
使いやすさも求められます。
ひとつは、大きさです。
お店で使っているような大き目の卵焼き器だと、
卵の量が多いので、ふわっと仕上がります。
しかし、お弁当などの少量を作る場合は、
卵が3個もいるので、果たして使いやすか?です。
結論、それぞれの求めている卵焼きによって、
また、用途によって千差万別。
プロに負けずと、本格的な卵焼きを作りたい人は、
銅や鉄をえらび、さらに大きいものを選ばれるといいでしょう。
小さなお子さま向けに
また、お弁当用に使いたいと思われる方は、
普通サイズ(18センチ程度)ぐらいの方が使いやすいでしょう。
また、材質は、
卵焼きを作るのが初心者!って方は、
ぜったいくっつかないテフロン加工のものを選ばれると良いでしょう。
ただ、テフロンは消耗品ですので、
使っていけば、いつかは買い替えとなります。
その場合は、卵焼きの腕も上げっているでしょうし、
現在、まさに、卵焼き器を買い替えたいと思っている方は、
テフロン以外の材質を選ばれる事も良いと思います。
銅以外に、
ステンレスでも熱伝導が良い品がありますので、
お気に入りの一点を見つけてみて下さい
参考までに
一月後半レッスン
冬野菜の五目炊き込みご飯
ぶり大根
切干大根のサラダ
ほうれん草の卵焼き
基本的な和食料理です。
卵焼き!
①1/18(土)11:00〜13:00、15:00〜17:00
②1/21(火)11:00〜13:00 残り1席
③1/23(木)19:00〜21:00
④1/29(水)11:00〜13:00 残り1席、15:00〜17:00
です。
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