昨日の日曜日は久しぶりにゆっくりとしました。
朝起きて、ユーチューブで『休日に聴きたい音楽』を聞きながら
のんび~り朝ごはんを食べていたら、
ピンポーン!
宅急便が届きました。
お姉ちゃんからです。
中身はこちら!
旬のタケノコを送ってもらいました。
姉はタケノコ山を持っていて、毎年この時期、筍が採れるそうで、筍をくれるんです。
こんなに暇な日に、ベストなタイミングで送ってくれた姉に感謝しつつ、
さっそく湯がいて、あく抜きしました。
!たけのこのアクは、収穫直後から増加するので、すぐにゆでた方がいいです!
【たけのこのあく抜き】
穂先の部分を斜めに切り落とし、穂先部分に一本縦に切れ目を入れる。(2㎝の深さまで)
鍋にたけのこと、たけのこが隠れるぐらいの水を入れ、ぬか、赤唐辛子を加え強火にする。
沸騰したら、吹きこぼれないよう、弱火でゆでる。
40分~1時間程度。(大きさによる)たけのこに竹串を指し、すんなり刺さればOK。
そのまま冷ます。(すぐに冷水などにつけるのはNGです。アクが抜け切りません)
大変そうですが、
二か所切って、鍋に掘り込むだけです!!!
あとは、コンロの上に置いておくだけなので、テレビでも見てる間に終わります。
ぜひ皆さんもこの時期、美味しそうな筍を見つけたら
皮付きの品を使ってお料理してみてください。
水煮の筍とは、全く違います。
新鮮な「たけのこ」は、トウモロコシの香がします。
お姉ちゃんにもらったこの筍も
切った途端にトウモロコシの香りがまな板の上に広がりました~。
てんぷらにすると一番わかりやすいです!
夕御飯は、もちろん筍づくし。
たけのこご飯。
筍のステーキ。
タケノコの味噌汁。
筍の漢字は、「竹冠」に「旬」で『筍』。良く出来てますね!
このような春の山菜は、
あく抜きが面倒だからと食べない人が多いですが
私はぜひ食べるべきだと思っています。
人間の体は、冬の間は栄養を体に蓄えて冬を乗り切ろうとします。
それが春になり、体もようやく目覚めようとする時には
貯めていた老廃物を外に出さなければいけません。
その手助けになってくれるのが、あくの強い山菜です。
春の皿には苦味を盛れ という言葉があります
昔の人の言葉ですが、春の苦味を食べなさいということですね。
(もちろんちゃんとあく抜きして頂きますが)。
熊も冬眠から覚めて、一番に食べるものは「フキノトウ」と聞いたことがあります。
体を動かす始動のために、フキノトウを頂くんですね!
話は変わりますが、
自殺の多い月は、5月だそうです。
この時期は、環境の変化や、温暖さの変化によってストレスを感じ
自律神経のバランスも崩れやすく、
疲れがとれない、体がだるいなどの症状が出て色々な要素が重なるのが理由だそうですが
きっと食事の影響も有るのではないか?と私は、思っています。
春の皿には苦味を盛れ
ではないでしょうか?
栽培技術が発達して、野菜の旬が分からなくなってきている中
いまだ唯一分かりやすい旬の食材である、山菜。
今の旬を楽しんで頂けたらと願います。