美味しいおでんのコツ♡
アン料理教室 MIYUKIです。
愛知県 名古屋 で 少人数制 個人 お料理教室 主宰しています。
寒くなってきたことをいいことに、
家では、
早めに作っておける
「おでん」の登場率が上がってき
体もあったまるし、
美味しいので、ついついですね。
おでんの名前の由来は、
(所説あるようですが)
豆腐に串を刺した「田楽」が最初で、
この田楽に味噌を塗ったものを、
「お」をつけて「おでん」と呼ぶようになり、
その後は、豆腐以外にも、
こんにゃくを使った、
こんにゃく田楽なども出来て、
そして、煮込みに変わり、
関東の方で、出汁をつかった今のようなおでんが出来て、
今のようなおでんになったそうです。
おでん、
江戸時代はファーストフードのような
簡単に食べるお料理でした。
そして居酒屋やなどで食べるようになり、
その後、
家庭と入ってきたお料理です。
今は、「おでん屋さん」と聞くと、
高級料理店 多くなってきましたよね。
具の種類が増えてきたというのが、
おでんの成長にあるかと思います。
おうちご飯で
おでんを美味しくするコツは
まず
練り物の油抜きをするということ
油抜きというのは、
油揚げや、厚揚げ練り物などの表面に
付着している古い油を取り除くことを言います。
どういうことかというと、
油揚げや厚揚げ練り物などは、
製造過程で、
油の中に入れて、「揚げる」という行程があります。
なので、出来上がった状態は、
表面に油がついて出荷されるわけです。
もし油抜きしないと
時間が経った酸化した油を
おでんの中に入れてしまうことになります。
古い油は、
酸化をしているので、
体にも悪いですし、香りも悪く、味も悪くしてしまいます。
必ず油抜きをしてあげましょう。
また、油抜きする利点は、
おでんの味を染み込みやすくします。
油抜きしてない場合は、
表面に油がコーティングされている状態ですので、
どれだけ美味しいおでんの出汁を作っても、
その味が、
厚揚げの中又は油揚げの中に入っていきません。
おでんを食べた時に、
美味しいと感じる為には、
具に出汁がしみ込んでいる必要があるので、
その為にも、油抜きをすると美味しくなります。
次に、
こんにゃくは下ゆでをする
こんにゃく自体に味は、ほとんどない食材です。
なので、
食べ方として、
お味噌を塗って食べたり、
ピリ辛醤油でしっかり味付けつけして食べたりします。
そんなこんにゃく、
嫌いな方が結構いらっしゃいます。
理由は、、
臭い。
「臭くて嫌い。。。」という人が多い。
この臭いは、
こんにゃく自体にも若干ありますが、
ほとんどは、石灰の匂いです。
こんにゃく芋を固めるため、
保存する為に使われている、
袋の中に入っている液体の匂いです。
この臭いは、
こんにゃくをしたゆですることによって、
簡単に取り除く事ができます。
もし、取らずに使うとおでん全体に石灰の匂いが回ってしまうため、
こんにゃくは下ゆでして使うと美味しくなります。
こんにゃくのあく抜きは、
昔は塩で揉むなどもありましたが、
最近は 技術の発展で、
凝固剤の量も減ったため、
下茹で程度でも十分匂いはなくなります!
やってみて下さい!
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